乱視用の遠近両用コンタクト比較|乱視があっても遠近両用は使える?

乱視用の遠近両用コンタクト比較|乱視があっても遠近両用は使える?

遠近両用 / 乱視用(トーリック)

「そろそろ老眼で手元がつらい。でも自分は乱視も強いから、遠近両用コンタクトなんて選べないのでは…」。そんなふうにあきらめていませんか。

乱視があると「遠近両用は無理」と思われがちで、対応製品が少なかったのも事実です。ですが近年は 乱視用(トーリック)の遠近両用コンタクト が登場し、選択肢が広がっています。

back10-lab 編集部は遠近両用コンタクト主要製品の仕様・販売情報を横断調査してきました。この記事では 乱視持ちの老眼世代(45〜55 歳) を想定し、「乱視があっても遠近両用は使えるのか」「使うなら何を選ぶのか」を整理します。

先に結論。乱視があっても遠近両用は選べます。有力候補が、乱視と老視を矯正できるシリコーンハイドロゲル素材として国内初の2週間交換とされる、2WEEK メニコン プレミオ 遠近両用トーリックです。以下で順に解説します。

結論:乱視があっても遠近両用は選べる

まず押さえたい要点はシンプルです。

つまり「乱視だから遠近両用は無理」ではありません。ただし、乱視用と遠近両用を両立させたレンズは製品数が限られます。だからこそ「どの製品が使えるか」を知っておく価値があります。

その代表格が、メニコンの 2WEEK メニコン プレミオ 遠近両用トーリック です。メニコンの公式リリース(vol.703)によると、乱視と老視を矯正できるシリコーンハイドロゲル素材のレンズとして、国内で初めての2週間交換タイプとされています。

そもそも乱視とは?なぜ「乱視用」が必要なのか

乱視は、角膜や水晶体のわずかなゆがみによって、見る方向によってピントの合い方が変わる 状態です。近視・遠視のように「一方向の度数」だけでは補正しきれません。

そこで使うのが トーリックレンズ(乱視用) です。レンズに「方向(軸)」を持たせ、ゆがみの方向に合わせて補正します。ポイントは次の 2 つ。

この 2 つが合っていないと、乱視用レンズでもきれいに見えません。しかも軸は目の中でレンズが安定していることが前提になるため、装用感の確認と眼科での測定が欠かせません

乱視×老眼、選択肢は4つ

乱視があり、かつ老眼も出てきた方の主な選択肢を整理しました。ライフスタイルや乱視の強さで向き不向きが変わります。

選択肢内容向いている人
乱視用の遠近両用コンタクトトーリック+遠近両用を1枚で両立コンタクトで手元も遠くもカバーしたい
遠近両用メガネレンズで遠近を補正。乱視も入れられる掛け外しが苦にならない・目の負担を避けたい
モノビジョン片眼を遠く・片眼を近く用に補正遠近両用が合わなかった人(要適性検査)
通常の遠近両用(乱視軽度の場合)乱視が軽ければ乱視用でなくても対応できることがある乱視が弱く、眼科でOKが出た人

乱視が軽度なら、必ずしも乱視用でなくてよい場合もあります。逆に乱視が中等度以上だと、乱視用の遠近両用が現実的な候補になります。どのレベルから乱視用が必要かは、眼科での測定次第 です。

モノビジョンについては モノビジョンとは?遠近両用コンタクトとの違い で、遠近両用コンタクト全体の選び方は 遠近両用コンタクトおすすめ比較 で詳しく解説しています。

主役:2WEEK メニコン プレミオ 遠近両用トーリック

乱視用の遠近両用として選べる有力候補が、メニコンの プレミオ 遠近両用トーリック です。国産メニコンの 2week タイプで、乱視補正(トーリック)と遠近両用(プログレッシブ)を 1 枚に両立しています。

分かっている範囲の基本情報を整理します。

項目内容
メーカーメニコン(国産)
装用期間2week(2 週間交換)
デザインプログレッシブ(遠近両用)+トーリック(乱視用)
素材シリコーンハイドロゲル
含水率
BC / DIA
加入度数の段階
乱視度数(CYL)・軸(AXIS)の範囲
価格(atlens)¥3,060/6枚(2026-07 時点・税込送料込)

ベースは実績あるプレミオ 遠近両用

このレンズは、遠近両用の 2WEEK メニコン プレミオ 遠近両用 をベースに、乱視補正を加えた位置づけです。素材のシリコーンハイドロゲルは 角膜に酸素が届きやすい のが特徴で、長時間装用時の負担軽減が期待できる素材として広く採用されています。

プログレッシブデザインは、レンズ内で度数が連続的に変化する遠近両用設計です。遠くを見る度数と手元用の補正(加入度数)の間が滑らかにつながるため、視線を動かしたときの切り替わりが自然に感じられやすい といわれます(見え方には個人差があります)。

2week だからコストを抑えやすい

乱視用の遠近両用は特殊な設計のぶん、1day タイプだと月額が高くなりがちです。プレミオ 遠近両用トーリックは 2week なので、1day より ランニングコストを抑えやすい のがメリット。老眼・乱視は長く付き合うものなので、続けやすさは重要な選択軸です。

ただし 2week は 毎日のレンズケア(こすり洗い・すすぎ・保存)が必須 です。この割り切りができるかどうかで、1day と 2week の向き不向きが分かれます。詳しくは 遠近両用コンタクトは 1day と 2week どっち? で比較しています。

乱視用の遠近両用を選ぶときの注意点(デメリットも正直に)

購入前に知っておきたい弱点も、正直にお伝えします。

こうした特性があるからこそ、眼科でのお試し装用で見え方を確認してから 購入するのが失敗しない順序です。合わない場合は加入度数や設計を変える相談ができます。

購入から装用までの流れ

乱視用の遠近両用コンタクトも「高度管理医療機器」です。次の順序で進めてください。

  1. 眼科で検査・処方を受ける(近視・遠視の度数、乱視度数・軸、加入度数、ベースカーブを確定)
  2. 眼科でお試し装用し、見え方・装用感を確認する
  3. 処方内容に沿って、正規流通の販売店で度数を指定して注文
  4. 注文時に装用確認フォームに回答(処方箋の代替手続き)
  5. 3〜6 ヶ月ごとに眼科で定期検診(角膜の状態・度数変化の確認)

コンタクトレンズは高度管理医療機器のため、どこで買うか も大切です。正規流通の専門 EC「アットレンズ」は、注文時の装用確認フォームの運用がある国内の通販です。高度管理医療機器販売業許可の有無や送料・支払い方法などの最新条件は、公式サイトの会社概要・特定商取引法に基づく表記で確認してください。個人輸入代行のグレーな業態とは構造が異なります。

よくある質問

乱視があっても遠近両用コンタクトは使えますか?

使える場合があります。乱視用(トーリック)と遠近両用(マルチフォーカル)を両立したレンズが存在し、代表格が2WEEKメニコン プレミオ 遠近両用トーリックです。ただし乱視の度数・軸や老眼の加入度数の組み合わせによって適否が変わるため、まず眼科で検査を受け、お試し装用で見え方を確認してください。

乱視が軽ければ、乱視用でない普通の遠近両用でも大丈夫ですか?

乱視が軽度の場合、乱視用でなくても対応できることがあります。逆に中等度以上の乱視だと乱視用の遠近両用が現実的な候補になります。どのレベルから乱視用が必要かは眼科での測定次第です。自己判断せず医師に相談してください。

乱視用の遠近両用は慣れるまでどれくらいかかりますか?

遠近両用は新しい見え方に脳が慣れるまで数日〜1〜2週間ほどかかるといわれます(個人差あり)。乱視補正が加わるぶん、丁寧なフィッティングが必要です。違和感が強い場合は無理をせず、加入度数や設計の見直しを眼科で相談しましょう。

眼科に行かずに通販で買っても大丈夫ですか?

推奨しません。コンタクトレンズは高度管理医療機器で、合わない度数・軸・ベースカーブのレンズは角膜障害や感染症のリスクを高めます。特に乱視用は軸合わせが重要です。必ず眼科で検査・処方を受け、医師の指示通りの度数で購入し、購入後も3〜6ヶ月ごとの定期検診を受けてください。

1dayの乱視用遠近両用はありますか?

乱視用×遠近両用は特殊設計のため、選べる製品自体が限られます。2weekのプレミオ 遠近両用トーリックはランニングコストを抑えやすい選択肢です。1dayを含めどんな製品が自分に合うかは、眼科で相談しながら決めるのが確実です。

まとめ:乱視でも遠近両用はあきらめなくていい

要点を整理します。

「乱視だから遠近両用はムリ」と思い込んでいた方も、選択肢はあります。まずは眼科で自分の乱視度数・軸・加入度数を測り、遠近両用トーリックが合うか相談してみてください。

処方が出たら、正規流通のアットレンズで度数を指定して注文できます。

プレミオ 遠近両用トーリックをアットレンズで見る

眼科で処方された度数・乱視軸・加入度数でご注文ください(注文時に装用確認フォームあり)。